キャッチアップが取り組んでいること
キャッチアップは、「一歩先ゆく提案と行動」をモットーに、Web技術のプロフェッショナルとして、お客様と同じ立場・同じ目線で、お客様と共に課題に立ち向かうエンジニアリング企業です。 これまでに500以上のWebサイト構築を経験してきました。お客様のビジネスを最短で成功へ導く最速開発を常に目指しています。
2009年、自社のライブラリであるWebサイトのフレームワークをさらに成長させるため、オープンソース「baserCMS」を世に送り出し、ユーザーコミュニティと一体になって、今も継続成長させています。 このbaserCMSの国内スタンダードのCMSとして押し上げる為、機能改善、普及促進を継続し、導入からカスタマイズ、そしてサポートまでをおこなうことが私たちのとても重要な一つの役割です。
また、baserCMSに限らず、WordPress、MovableType、EC-CUBE等、オープンソースソフトウェアを有効活用した提案を行い、「お客様のコスト削減」や「運営しやすい仕組みづくり」をお手伝いしております。
キャッチアップに集まった技術と情報と人が結実し、取引先各社様から技術パートナーとして高いご評価をいただいております。
取り組みの理由
「baserCMS」とは、弊社代表である江頭が、法人設立前、フリーランス時代に開発したWebサイトのライブラリです。当時はソフトウェア販売を予定していましたが、もっと多くの人に使って頂き、フィードバックを得たいと願いオープンソース化したCMSです。
キャッチアップは、baserCMSがもっともっと普及していければ、必ずや、様々な個人、企業の情報発信活動やビジネス創出に寄与できると信じています。
なぜなら、baserCMSは次の問題を解決する事ができるからです。
様々な個人、企業が自らインターネットにおける情報発信を行う為には、ブログや、CMSといった更新システムが必要となりますが、完全フルスクラッチのものを開発するとなると、高コストとなってしまう事が少なくありません。
baserCMSは、ノウハウの蓄積場所としても機能しますので、 様々な方々が利用し、baserCMS本体にフィードバックを行う事で、国内における情報発信のノウハウをbaserCMSに蓄積していく事ができます。 その結果、日進月歩のインターネット業界においても、開発コストを削減する事が可能になります。
また、コスト減を図る為に、他のオープンソースを使う場合でも、普及しているものは、海外製のものが多く、ITリテラシーが高くない方にとっては敷居が高いものとなります。
baserCMSは、日本人が日本人の為に開発したオープンソースCMSですので、パソコンに不慣れな方でも容易にWebサイトを作成し、情報発信する事が可能です。このCMSの普及を推進し、様々な情報発信者の手助けになると共に、ビジネスとしても様々な企業のコスト削減に繋がればと考えております。
具体的な業務内容
現在、キャッチアップは、baserCMSプロジェクトの開発・運営を全面的にバックアップしつつ、様々な制作会社、広告代理店のご協力のもと、baserCMSの導入・カスタマイズをすすめており、そこで培ったノウハウをbaserCMS本体にフィードバックし、機能改善に尽力しています。
また、普及を促進していく為、ユーザーコミュニティの運営事務局として、各種イベントへの出展企画や、開発合宿、デザインテーマコンテストの開催などを行っています。 現在は、baserCMSのアドオン販売サイト「baserマーケット」で提供できるプラグインの開発にも力を入れています。
besarCMSとは
baserCMS(ベーサーシーエムエス)とは、オープンソースフレームワーク「CakePHP」をベースとした国産のCMS(コンテンツマネージメントシステム)です。
多くのCMSが海外のオープンソースを日本語化したものですが、baserCMSは日本のエンジニアが日本人のために開発した国産オープンソースCMSです。
baserCMSは、2016年12月にバージョン4の正式版が公開され、大幅なアーキテクチャの見直しが行われ、これまでより格段にパフォーマンスアップし、更に使いやすくなりました。
他にもデザインテーマやプラグイン等、Web制作者向けの機能が強化されております。それに伴った、baserCMSのデザインテーマコンテストも過去に3度実施されており、盛大な授賞式のもと、多くの素晴らしいテーマが生み出されています。
また、2014年3月にはテーマやプラグインの販売サイト「baserマーケット」が公開され、多くの話題を呼んでいます。
そして、2014年4月には、このbaserCMSプロジェクトのサステナビリティ(事業継続性)を求めて、NPO法人「ベーサー・ファウンデーション」が設立されました。
今後も「止まらない」オープンソースプロジェクトとして、Web業界はもとよりIT化し続けていく社会に貢献していく事が予想されています。
代表あいさつ
弊社では、自社で開発したCMSをオープンソースとして公開し、機能改善と普及促進の活動を行っています。 このCMSが普及し、機能改善を継続していく事で、パソコンに不慣れな方でも容易に情報発信ができるようになります。 また、Webサイトを提供する立場としては、オープンソースをノウハウの共有蓄積場所として機能させ、フィードバックしていく事で、開発コストを圧縮していく事ができます。
8年前、私がフリーランスの時に、このCMSを「baserCMS」として公開した時には、まだまだ未熟で、先に述べたようなメリットを十分に提供できませんでしたが、多くの方々に、フィードバックや普及協力を頂き、今やbaserCMSは、全国6万サイトで利用されるまでとなりました。
それでも、baserCMSを国内スタンダードCMSとして押し上げる為には、まだまだ、多くの課題が残されており、それらの課題を実現していく為には、思いを共感できる新しいメンバーの力が必要です。 共感して頂ける方、ご応募お待ちしております。
キャッチアップらしさ
キャッチアップは、技術方針の決定から、ビジネスモデルや会社づくりまで、社員全員の意見を取り入れる社風があります。
毎月第2木曜日に開催される「木曜会」。そこでは、幹部を除外し、働きやすい環境とは何か?について、社員が活発に議論を交わしています。
また、オープンソースの開発に携わっていますので、実案件において最新技術を積極的に取り入れているのも魅力の一つです。
勤務環境と待遇について
キャッチアップでは、入社された方にできるだけ早く本来の力を発揮していただくため働きやすい環境作りに力を入れています。 壁面ホワイトボード、個人用PCの貸与(MacBookPro+24インチ外部モニター)、社内ポータルサイトにおける情報の充実、 教育プログラムや社内勉強会、スキルアップパスの策定などです。 また、ディレクターならでは気になるツール環境は次のとおりです。
・コミュニケーション:Slack
また、人事考課も開発会社らしく、定量的にシステム化しています。自己評価・上司の評価・社長の評価の3段階評価をふまえた上で、 年二回の人事評価査定を行う事で、適切な処遇となり社員の成長に繋がるよう努めています。